院長あいさつ
前田病院は、小倉北区片野新町に外科医であった先々代理事長 前田守夫が1952年(昭和27年)12月に開設しました(写真1)。その後、1972年(昭和47年)5月に、消化器外科医の先代理事長 前田省吾とともに鉄筋コンクリート4階建ての外科手術を行う病院(60床)を建設しました(写真2)。1975年(昭和50年)4月に医療法人社団響会 前田病院となりました。その後、外科手術を止め、病診連携を強化し、現在は内科、外科、整形外科、皮膚科の外来と入院対応をする病院となりました。50年近くを経て建物が手狭になってきたため、2019年(令和1年)5月に町内移転し、その際98床(一般病棟55床、療養病棟43床)へ増床しました(写真3)。この間、東京オリンピックのための人手不足、翌年には新型コロナウィルスの世界的流行、更にウクライナ戦争があり、建築資材、建築費も高騰しましたが、2025年(令和7年)5月に、再び元の片野新町1-1-23に戻ることができました。丈夫な旧病院をリノベーションし、新病棟と連結し、発熱外来を表に備え、無料低額宿泊所を併設した新病院となりました。
医療法人社団響会内には、前田病院の他、門司区緑ヶ丘にある緑ヶ丘病院(104床(一般病棟54床、療養病棟50床)、通所リハビリステーション(デイケア)20名/日併設)、小倉北区大畠にある老健施設エバーグリーン(入所60名、通所リハビリステーション(デイケア)20名/日併設)(2025年10月中旬、片野新町へ移転)があります。
上記沿革より、高度先端医療の提供は、基幹病院様にお任せしますが、当法人の役割は、①かかりつけ医としての外来、入院医療、②北九州市東部の後方支援病院としての入院医療、③医療的ケア児・者の医療型短期入所、④介護保険利用者の通所、入所、⑤高齢、疾病、一人住まいで入退院を繰り返す社会的生活困窮者への無料低額宿泊所の提供と考えています。
先々代理事長が常々、我々を叱咤した「困った人を助けろ」の気概を持ち続け、地域社会の皆様の期待に応えられるように職員一同、医療、介護、福祉事業に専念したいと存じます。当法人の事業が永続できるように、地域社会の皆様の今まで以上の御協力を賜りますよう、お願い申し上げます。
理事長/院長 前田 基



基本概要
| 名称 | 医療法人社団 響会 前田病院 | 
| 所在地 | 〒802-0062 北九州市小倉北区片野新町1丁目1番23号 | 
| 代表TEL | 093-921-3968 | 
| 代表FAX | 093-921-7300 | 
| 開設年 | 1952年(昭和27年)12月 | 
| 理事長 | 前田 基 | 
| 院長 | 前田 基 | 
| 診療科目 | 内科・消化器内科・呼吸器内科・血液内科・腎臓内科 糖尿病内科・感染症内科・リウマチ科・リハビリテーション科  | 
| 病床数 | 98床(一般:55床、療養:43床) | 
医療法人社団 響会
基本理念
急性期を過ぎて御不安のある患者様に対し、
後方支援病院・施設に特化した地域密着型の医療・介護サービスを提供します。
基本方針
- 患者様・利用者様の権利を尊重し、患者様・利用者様の立場に立った医療・介護を平等に実践します。
 - 安心・安全と、ゆとりのある療養環境の提供に向けて常に努力します。
 - 常に、医療・介護の知識と技術の向上に努め、相互に尊敬し得るプロフェッショナルになることを目指します。
 

